[研究会] VM命令レベルSBFLのデータセット構築と性能評価
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05 2026
小林研M1の深井さんが,3月2日から3日間で長崎県対馬にて開催された電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会3月研究集会にて研究発表を行いました。この研究は深井さんの修士論文の初期研究をまとめたものです.
著者:深井 元,小林隆志(東京科学大)
題目:VM命令レベルSBFLのデータセット構築と性能評価
掲載誌: 電子情報通信学会 技術報告(信学技報)SS2025-39 (vol. 125 , no. 376 , pp. 55-60) [Link], Mar. 2, 2025.
概要:
従来のSpectrum-Based Fault Localization (SBFL)は文 (ステートメント)を最小単位として疑惑値を算出するため,文に含まれる短絡評価などによる制御フローの差異を捉えきれず,欠陥箇所特定の性能が低下する懸念がある.本研究では,この問題を解決するためにVM命令レベルでのSBFLを提案する.また,本手法を評価するためのデータセット構築における課題を解決するため,VM命令列に適した差分検出アルゴリズムについても提案する.Defects4Jを用いた実験の結果,提案手法は文レベルSBFLを適用できないケースに対しても適用可能であることが明らかとなった.さらに,提案手法で算出された命令レベルの疑惑値を集約することで,既存の文レベルSBFLよりも高い性能が得られることが示された.




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